【終了】次回 2019年7月12日 (金) 全3回コース : Cours de Culture Française :::貴婦人が愛した手工芸からフランスの美を旅する ~ハンカチーフ、扇そしてリボン編~

フランス文化を愛する皆様へ

いつもフランス文化講座にご興味をお持ち下さりありがとうございます。

2016年春に故郷の神戸へ戻ってからマイペースでフランスを色々な角度から紹介してきました。
少し偏った視点ではございますが、いつもこの講座を支えて下さり感謝しています。

2019年のテーマも「美しいフランス」に変わりないのですが、一歩踏み込んで私が関わったお家を通して感じたフランスの美をお伝えしようと思います。

さて、留学時代に忘れられない思い出があります。
当時学校が終わると小学生の子供の送り迎えや簡単な家事手伝いのアルバイトをしていたのですが、ある日、雇い主のマダムからアイロンかけを頼まれました。
もちろん快く引き受けアイロンをかける衣類が入ったバスケットを見て少し驚きました。
そこには小学生の子供たちの下着(シャツだけではなくパンツ、靴下まで!)、
お皿を拭くナプキン、ジーンズなどがコットンのブラウスやシャツに混ざって積まれていました。
マダムに子供の下着にもアイロンをかけるのですか?と聞くと、さらりと一言、「そのほうが見た目も綺麗で着た時に心地よいでしょ」でした。

 このようにフランス人の美意識を垣間見るエピソードは他にもたくさんありますが、
そのエピソードを紹介することが講座の目的ではありません。
フランスの家庭で受け継がれる「素敵なもの」を取り上げてお話したいと思っています。
講座を通してフランス人の美意識がどのように生まれて育つのかをご一緒に探ってゆきましょう。

■講座内容

フランスの伝統手工芸はいつの時も私たちをうっとりした気持ちにさせてくれます。
それらは王侯貴族の絢爛豪華な暮らしが無かったら生まれなかったでしょう。

今期はその中でもハンカチーフ、扇そしてリボンにスポットをあててお話しいたします。
私たちは今でも日常生活にハンカチや扇を使用しています。

今では日常品になっているこれらの持ち物はいつごろからどのような目的で使われてきたのでしょうか?
古代まで遡るハンカチーフの誕生、中世になりロマンティックな道具として使われるようになり16世紀になるとレースや刺繍のハンカチーフが作られるようになりました。

そして、扇は16世紀頃アジアからヨーロッパに伝わったと言われています。

普段当たり前に使っているこれらの道具もほんの少し歴史を知るとますます愛おしくなるのではないでしょうか。

■講座詳細

*時間:13:30~15:00頃    ※お話し13 :30~14 :30 ティータイム14 :30~15 :00頃

*場所:フランジュール神戸店3F https://www.francjour.com/

*開講日

2019年5月17日(金): ハンカチーフの物語

2019年6月28日(金):扇の物語1

2019年7月12日 (金):扇の物語2とリボンのお話

■Price:全3回分 ¥17,000 (税込)

*** 茶菓代込み *毎回YOKOが選んだお菓子とお茶で楽しいティータイム
※コースでの受講が望ましいですが単発でもお申込できます。(単発1回¥6,800)

※資料代が別途必要になります。(目安一回200300円位)

■定員:6名

■申込方法:「応募はこちらから」をクリックすると予約システムに移行します。

そこから予約を進めてください。
自動配信メールが送られてきたら、予約完了です。
※メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。

※このコースのキャンセルは5月13日まで無料です。それを過ぎますと受講料の60%、前日は80%、当日は100%のキャンセル料が発生いたしますことをあらかじめご了承ください。キャンセル料のお支払い方法はレッスン受講規約のキャンセルの項に準じます。また、キャンセルの連絡も基本的にはメールにて承ります。

■申し込み期限:2019年5月7日までにメールでご連絡ください。

単発でご参加ご希望の方はそれぞれの開催日の1週間前までにご連絡ください。

 


 

3日間コースはこちらから

 


 

単発
2019年5月17日(金): ハンカチーフの物語
はこちらから

単発
2019年6月28日(金):扇の物語1
はこちらから

単発
2019年7月12日 (金):扇の物語2とリボンのお話
はこちらから

 

 


 

 

YOKO プロフィール

神戸に生まれ育つ。フランス語コーディネーター&フランス生活文化研究家。

神戸海星女子学院大学フランス語フランス文学科卒業。

在学中よりフランス語教室、フランス児童文学講読、絵本翻訳講座などを開催。

最終年をリヨンカトリック大学文学部に在籍し、現地の図書館で子供のためのボランティア活動、日本語教師、マルシェでのアルバイトなども経験。帰国後、フランスの製品を輸入販売する神戸の会社に勤務。

2008年パリの洋菓子メゾン「ラデュレ」の日本上陸に際して東京へ拠点を移し、ラデュレが新たに創り出すギフトライン、ボーテラインを本国から任され担当。

2012年には広島にある美術館の香水瓶コレクションを監修するフランス人美術史家をサポートする業務を依頼され広島へ。

2016年春から神戸に戻り、ラデュレパリのコーディネーター業務と共に長年温めていたフランス文化、児童文学講読などの講座をスタート。翻訳、通訳も続けながら定期的にフランスに滞在し、美術鑑賞、お城、庭園、小さな村巡りそしてバレエ、オペラなどフランスの「綺麗」を探求。

 


 

 

FRANCJOUR

FRANCJOUR CAFE
〒650-0021 神戸市中央区三宮町2丁目5番6号
フランジュールビル3F
HP : http://francjour.com

講座:フランス語初級 フランス文化 フラワーアレンジメント