パリ郊外のヌイイでフランス人の母、シリア人の父との間に生まれる。
13歳で演劇の名門クール・シモンに通い、パリ国立高等音楽・舞踊学校でバレエを習う。
文学と哲学を学んだのち、1982年にファッション誌「ジャルダン・デ・モード」、「レクスプレス」、「エール・フランス・マダム」のアシスタント、その後同誌のライターとして15年間筆を執る。同時にフラマリオン社の「アール・ドゥ・ヴィーヴル パリ」など暮らしの美学に関する書物の出版にも携わる。
1997年、パリの百貨店プランタンにて特別展「マダガスカル」を開催。翌年にはパリの老舗百貨店ボン・マルシェにて「ソニア・リキエル」の展示会を実施。これを機にソニア・リキエルの専属PR兼コミュニケーションとして4年間マダムソニア・リキエルを支える。
1999年より老舗パティスリー、メゾン・ラデュレのコミュニケーション、マーケティング、イメージのマネージャーを担当。社長のダヴィッド・オルデーと共に洋菓子メゾンをファッションブランドのようなイメージで世界に向けて広げてゆく。
並行して2003年まではルイ・ヴィトン、パリ装飾芸術美術館、SHISEIDO、ティエリー・ミュグレーなどのコンサルタント業も担う。
2013年よりメゾン・ラデュレのコミュニケーション&ブランドイメージのジェネラルマネージャーに就任し、レ・メルヴェイユーズ ラデュレやスクレ・ラデュレなどのライセンス事業も展開。
2018年からはメゾンの紅茶とルームフレグランスの専門ブランド「テ&ボーテbyラデュレ」のジェネラルマネージャーに就任。ブランドの国内・国外展開そしてラデュレのライセンス事業を統括する。
そして、現在は社長のダヴィッド・オルデー付き顧問としてマーケティングからイメージ全てにおいてラデュレブランドを支える重要な役割を担っている。
今春マリー・クレールメゾンの表紙にも載ったサフィアのアパルトマン