コラム | YOKOと過ごすフランス時間 |フランスの花々(1) – La Source KOBE. ラ ソース神戸 フランス語・フランス文化・薬膳

コラム | YOKOと過ごすフランス時間 |フランスの花々(1)

 

Bonjour à tous !

 

日本では母の日が終わりましたね。フランスの母の日は例年5月の最終日曜日なのですが、今年はキリスト教の五旬節のお祝いと重なったので6月7日に延期されています。

日本で母の日の象徴の花といえばやはりカーネーションですが、この香り高い花はフランスでは香水としてとても人気があります。

マリー=アントワネットの調香師ジャン=ルイ・ファルジョンが初めて王妃に献上したのも深紅のカーネーション、スミレ、ヒヤシンス、黄水仙などで配合された香りつきの手袋でした。

 

 

この花はキリスト教図像学では神の花を意味するそうです。ギザギザの花びらは十字架の釘をイメージすることができ、キリストの受難を具現化しています。フランス語でカーネーションのことを「oeillet」(ウイエ)といいますがoeil(眼)からできた言葉で神の眼の象徴とも言われているそうです。

 

私が関わるブランドのラデュレから以前カーネーションの香りのキャンドルやルームフレグランスが出たのですが、その時に私が日本では季節が限定されるから通年の販売は無理があるかも?とコメントしたところ、パリのスタッフに驚かれると同時に呆れられてしまいました。カーネーション一つとってもフランスと日本ではこんなにも大きな違いがあるのですね。

また、紙物を扱う蚤の市に行った時に、花の種類でグループ分けをして遊ぶカードを見つけました。あまりに可愛らしいので花言葉の本と一緒に購入しました。フランス語を楽しく学ぶ教材にもなりますね。


 

さて、今回から数回にわけて私のお気に入りのバラが美しいスポットをご紹介したいと思っています。ちょうど実家でも母曰く「棘だらけの原種の薔薇」が咲き誇っていました。バラは世界共通で女性の憧れですね。

 

最初はパリから北へ40km 中世の面影を残す小さな町サンリスへの街道沿いに位置するシャアリ修道院です。ここでは毎年6月第2週末にバラ祭りが開催されていますが、今年はコロナの影響で中止が決まっています。ホームページでは既に「来年お会いしましょう」と書かれていましたので、皆様、来年の6月に是非フランスの薔薇を巡るツアーを実現されてくださいね。http://www.chaalis.fr/fr/les-journees-de-la-rose-2020

 

 

この修道院は歴史的建造物と美術館があるかつてシトー派の修道院があった場所になります。イタリア人の画家フランチェスコ・プリマティッチオが描いた美しい天井画がある16世紀の礼拝堂やパリのジャック・マール・アンドレ美術館の別館もあり自然と歴史そして文化を同時に堪能できます。


 

素敵なバラ祭りの様子は次回ご紹介いたしますね。

日本でもバラが美しい場所はたくさんありますが、神戸には須磨離宮公園があります。

私も子供の頃からよく遊びに行っていて、毎年バラの季節にはバラ園で色々な催しもあるのですが現在は閉園中です。来月には開園になることを願っています。

皆様の時間が愛おしい花々で癒されますよう

YOKO